
大分県佐伯市蒲江はこんなところ
ありのままの自然が今もなお残る海辺のまち蒲江。12の浦からなる漁師町で、各浦々独自の文化をもつ面白いまちです。都会の便利さはありませんが、ここならではの魅力が多くあるのは間違いありません。蒲江の海は3つの海流がぶつかる栄養豊富な漁場で、豊かな海で育った海産物は特に絶品です。朝市に行くと会えるみんなをご紹介します。

ぶり松さん(ブリ)
気前がよく、よく笑う。筋が通らないことにはめちゃくちゃ厳しい漁師。魚介はなんでも好きだけど、やっぱりブリが好きだね。刺身にあつめし(特製ダレにつけたブリを白飯の上にどん!半分はダシでいただく)で今日も晩酌だ。

カキマダム(牡蠣)
牡蠣をあけたら貴婦人が。いっつもお洒落でセレブ感丸出し。でも家では…?牡蠣たちを虜にし従えるほど魅力のあるマダムはちやほやされるのが大好き。ぶり松さんとはいい関係。

もいちゃん(アオリイカ)
天真爛漫でテキトーな性格。感情で動くので喜怒哀楽が激しい。でもたまにドキッとするくらい正当なこと言うから驚きます。ぶり松さんとは腐れ縁で、なんやかんや気が合います。お願いだから変なこと言って機嫌を損ねないでね。

カキの子たち(牡蠣)
カキマダムの子どもたち。マダムが大好きでいつも周辺をひゅんひゅん飛び回る。やんちゃすぎてよく叱られます。

ヒカル(カワハギ)
極度の暑がりさん。いつも服を着てるけど、たまに脱いじゃうこともあります。お肌がつるっときれいで男の子とは思えません。

まぁ姐(マグロ)
たまにお目見えするまぁ姐はもはや伝説。会うとすぐ呼び止められ昔話をしてきます。しかし話が面白くて思わず聞き入ってしまいます。

ホゴP(カサゴ)
いつも眠そうな顔をして、じっとしている。ダメダメに思えるけど、実はしっかり者。じたばたせずにどしっと構えてるってことかな。

マー坊(マンボウ)
ゆったりした性格だが、いざというときの瞬発力がハンパない。気づくのが遅いので、いつも人一倍驚いている。

チック(針千本)
会う度にカッカしている。イライラしている訳ではなく、何かに怯えていて防衛本能で攻撃的になっている。遠くから気づかれないようにコソッと覗くと、トゲトゲしてなくて可愛い顔をしている。

カルテ兄妹(緋扇貝)
蒲江の特産「緋扇貝(ひおうぎがい)」の兄妹は、四つ子なのにすぐ見分けがつく。こうカラフルだとね。なんでも生まれたときからこんな色なんだって。不思議ですね。

Kさま(カマス干物)
バカンス大好きなKさまは、休みになると太陽の下で日光浴に明け暮れます。身体に塗っているのはサンオイルじゃなくて…みりんです。

AJ(アジ干物)
そのままでも美しい、モデルのAJさんが身体をこんがり焼いて美しい肉体美を披露。ファンも多く、最近味がでてきたねとネットで話題に。

MASON(スルメ)
AJ、Kさまと並ぶトップモデル。スラッとした長い手足が特徴で、立ち姿が美しい。また男性からも指示を集め、老若男女に大人気だ。

HIJIKI親子(ヒジキ)
H・I・J・I・K・Iと鍋に向かい呪文を唱えている親子。主に鍋を息子が管理し、母はできたヒジキを純度の高いものに仕上げている。憎めない笑顔を持っている。

正三さん(伊勢エビ)
9月から11月までの伊勢えび海道で活躍する正三さん。数ヶ月に一度エステに通い、古い角質を脱ぐことでアンチエイジングに励んでいる。昔気質の大将で、古い角質を捨てられずにいる。

その他のおともだち
HAMANBO / ハマンボウ
大分県マリンカルチャーセンターに住む、ハマユウ(旧蒲江町の町花)とマンボウの間の子。マンボウは春になるとやってきて、蒲江では春の使者と言われている。気分で髪型をかえるオシャレなハマンボウは、得意のマラカスでマンボウダンスを踊りマンボウと遊ぶ。滅多に姿を見せないので見かけたらいいことがあるみたい。意外と活発だが、陸を歩くのに慣れていないためすぐ座り込んでしまう。